『うまく行ったやり方から捨てなさい』(前編)

読書

仙台の本屋に立ち寄ったら、

興味深い一冊を見つけてしまったので即断即決で購入(笑)

それは、『うまくいったやり方から捨てなさい』(椎原崇、サンマーク出版)

 

 

 

なぜこの本を手に取ったか

この本を司会に捉えた瞬間、ついに、今まで僕を支え、つらい時も共に戦ってきた「やり方や、考え」を捨てる時が来てしまったのだと感じたからだ。

ミニマリストとして生きていこうと思っている僕は、

ものを多く減らしてきた。

そうして、部屋がすっきりすると自分のやりたいことや、好きなことがどんどん見えてきた。

そうしてやりたいこと、好きなことに打ち込んでいるうちに、

薄々いつまでも過去のやり方や考え方のままではいけないと感じていた。

自分の背中を後押しし、

人生を変える一冊になるのではと感じ購入した。

『うまくいったやり方を捨てなさい』

この本の著者は?

著者は中学卒業後、高校に進学しなかったが

努力によりビジネスオーナーになる。

コンサルとしてたくさんの人を見る中で、

「成功者ほどラクラク捨てている」と知る。

この本が一番伝えたいこと!

それはズバリ、

「うまくいったやり方、ノウハウにいつまでもしがみつくな。」

ということだと感じた。

これにピンと来た人には、読む価値がある。

というより読むことをおすすめする。笑

この本は、様々な角度から一貫して

ただひたすらこれを読者に伝えているからだ。

内容

❝「今までうまくいってきたやり方や、結果を出していた考え方能力ノウハウを手放すこと。

僕ははたくさん多の方の人生を見てきてこれまでうまくいったやり方ほど次の新しいステージは足かせになることが多いと気づいた。

うまくいく人は軽々と楽しそう捨てられる人

昨日うまくいったやり方が明日の午聞くとは限らない。

人生をもっと大きなスパンで考えたときに自分が今いるステージに連れてきてくれた考え方やスキルがもっと高い別の目的地に連れて行ってくる事は無い。これは断言していいと言う。❞

これは大切なことだと著者は言っています。

確かにそうだよね。今の社会は本当に変化の激しい社会だなと感じるし。

人って変化を嫌う生き物と言われています。

でも著者曰く、

❝お金も仕事も人間関係もストレスなく心地よく生きている人の特徴って捨てられる人だと気付いた。

捨てるといっても苦渋の決断なのではなく、あくまでも軽やかで楽しそうに自分の今までうまくいったやり方や考え方を捨てていく。

不思議なことに捨てるとどんどん入ってくる。❞

この前書店で、『けっきょく、よはく。』

というタイトルの本を見かけた。捨てることによってそこに余裕が生まれてチャンスにも気づきやすくなるのではと感じた。

実際、僕はミニマリスで物はたくさん減らした。

減らした分ものは入ってきたかと言われたらそれはNOだ。

けれども、ものを減らした分、

探し物の時間や、今日着ていく服選びの時間は大幅に減り

その時間は、好きなことに使える時間が増えた。

捨てると不思議なことに増える。それも自分の好きなことを増やせる。

人生を変える成長をするために何が必要か

人生を変えたいならステージに合わせて思い切って古いやり方や考えを捨てること。そして新しいやり方や考え、手法を取り入れること。自分のいる人生のフェーズによって方法は変えていく必要がある。次のステージに移った時はそれまでうまくいっていてやり方こそ手放し、次の方法を模索する方が人生はうまくいく

ようだと筆者は言っている。

ステージを変える成長するためには必要なのはなるべく身軽であること。

〇〇しなきゃと言う固定観念なるべくすてる。

というのをどこかで聞いたが、確かにその通りだなと感じる。

やっぱり僕の父も言っていたが、

家庭や子供など何かを背負ったままじゃ全力は出せないだろう。

もったいないものは真っ先に捨てなさい

❝手放すものの簡単な見極め方

  • 喜び、好きでやっているか
  • もったいないからやっているか

もったいないと思っているものこそ、今のあなたには必要ないものだったりする

確かに、ほんとに必要なもの、大切なものに対して捨てるかどうか思わないよね

今の時代にiPhoneやケータイ捨てようか迷う人いないよね。笑

それはやっぱり、自分にとって必要だから。

僕がミニマリストになるきっかけになった言葉です(笑)

人は損したくない生き物

❝人がもったいないと思うのは損したくないから。人は得したい成長したいというポジティブな面よりも、損したくない失うかもというネガティブな思いをまず避けようとする。

これから何か手に入るかもしれない素敵なものよりも、今もっているものがなくなるかもしない怖さの方が勝ってしまう。

だから僕たちはよほど意識していないと、どうしても慣れ親しんだいつもの方法やいつもの考え方を選択してしまう。

でもだからこそ肝に銘じてほしい。

あなたをここまで連れてきたくれたものが、

あなたを次のステージまで連れて行ってくれる事は無い。

これは心理学でよく言われていることですね。

メンタリストDaiGoさんもよく言っています。

この世はかなり複雑で、状況や、人によってかなり違ってきてしまうから、

一概に捨てろと言い切ることは危険だよね

それでも、過去の成功体験を捨てることは大切だと思う。

なんだか矛盾してきたかもしれないけど、要は、

時と場合に合わせて考えや、やり方を変えることが大切なんだよね。

言ったことには責任を持ての罠にはまるな

❝過去に自分が言ったことにとらわれすぎないほうがいい❞

実際に、僕たちの社会も自分自身も常に変化している。

というより変化するのが当たり前だよね。さらに今は変化のスピードがとんでもなく速い。あっという間に時代遅れになってしまう時代だ。

なので過去に言った自分の言葉にとらわれすぎずに、

今自分が本当に大事にしたいことは何なのかを知ることが大事

だと思う。

完璧主義は絶対に成功出来ない!

なぜ完璧主義が確立に失敗するのか。

人間は完璧にできない。当たり前ですね。

完璧という不可能なことを目指しているから

1歩踏み出すことすら難しくなってしまう。

この間、NewsPicksで厚切りジェイソンさんも全く同じことを言ってましたね。

完璧な環境を待っている人は永遠に成功できない。

完璧な環境なんて存在しないから。

そんなの待ってないで、さっさと行動しましょ(笑)

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